任天堂なぜ儲かる?

　なぜ任天堂は社員数がソニーの50分の1で稼ぎは3倍なのか


　任天堂が利益を出せる仕組みはこうなっていたのですね。前に任天堂売り上げ、純利益過去の記事でも触れましたが任天堂の場合、新規ユーザーや過去のユーザーの取り込みが卓越しているのが売り上げ、純利益につながったのでしょう。ＷｉｉもＤＳにも開発コストをかけていないというのは驚きです。以前知り合いが「Ｗｉｉは子供だましの感じがする。」と言ってましたが、ゲーム市場を支えているのは子供を持つ親の割合が高くなっているのでそれが良い結果に結びついているのでしょう。そういう時代の流れを読み、作っているのが任天堂の最大の強みなのでしょう。


　従業員がソニーの５０分の１でも開発と営業に優秀な人材がいて相互に連携がとれていないとこういう結果はなかなか出せないと思いますし、マーケティングもきちんと行っているのでしょう。


　売れるハードを開発したらソフトも集められるという仕組みでソフトメーカーとしては複雑なところですがロイヤリティと販売委託費で２８％が任天堂に流れるのも仕方がないのでは…ただ、ＷｉｉやＤＳのソフトは他のハードより開発コストも低く抑えられるそうなのでソフトメーカーとしてもメリットはあるのでしょう。




　
　自分自身、２年前甥と姪達にＷｉｉをクリスマスプレゼントをしました。当時はまだ入手困難だった時期でとても喜ばれました。小さい子供達にはＰＳ３やＸ－ＢＯＸのゲームは難しいようで…クオリティの高い映像やサウンドを求めているわけじゃないんだというのをその時から感じていました。
　前の記事の時にじぃじぃさんがコメントくれましたがいつの時代も子供の財布に紐はないというのは本当にその通りだと思います。

タグ：任天堂 Ｗｉｉ ニンテンドーＤＳ ＰＳ３ Ｘ－ＢＯＸ３６０

コメント 2

任天堂がゲームの老舗ってだけではないでしょうね。
ただ、ゲーム屋さんが悪いわけでは無いのはわかるけど、ファミレスの待ち時間もゲームしている子供を見ると　何か違うような気持ちもします。

大人が面白がるんだから、子供なら尚更ってわかるんですが。日本より貧しいとされている国の子が、あるもので工夫して遊んでいたりするのを見ると、どちらが幸せなのかとも思います。
by caco (2009-05-21 08:44) 

ブランド力もあると思いますが、相当やり手なんでしょうね。
社員一人あたりが担当する仕事の量や流れを効率よく調整して徹底的に取り組んでいるのかもしれません。
良い点があるのであれば、他の企業でも取り組んでみてはどうかと感じます。
by ホタルの館 (2009-05-22 16:43)