憲法が施行されてから63年、当時とは社会情勢は一変しており半世紀以上昔の憲法が通用しているとはとても言い難く、しかも今年の5月18日から国民投票法が施行されることもあり特に国民一人ひとりが日本国憲法と言うものを考える良い機会なのではないでしょうか? どうもこの手のニュースは『護憲』『改憲』と言う言葉だけが躍ってしまっているのも確か…いったいどこを変えなくてはならないのかどこを護っていくべきなのか自分自身しっかり考えたわけでなく、実際国民投票が実施される場合には自分の一票にどれだけの責任を持つ事ができるのでしょうか。 GWの間の祝日のひとつとして意味を考えないでおくのはこの先の将来の事を考えるととても罪深いものなのかもしれないのではないでしょうか?今年は時間のあるときにはしっかり考えていこうと思います。
井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法 (シリーズ 子どもたちの未来のために)
聴こう!日本国憲法〜The Constitution of Japan〜 [こんなCDほしかった!]
読んでみよう!日本国憲法―わたしたちの生活の基本を知るために (シグマベスト)
反捕鯨団体「シー・シェパード」の抗議船に通訳として乗り込む「マリコ」と名乗る30歳代の日本人女性が、NNNの取材に応じた。母国・日本の船に対して妨害を続けていることについて、心境を語った。 マリコ氏「妨害することで日本が捕鯨をやめることができたら…逆にホエールウオッチングのビジネスで栄えることができたらうれしいと思いませんか?(Q、日本人としてつらいと思う?)(気持ちは)複雑ですよ。大変だと思うことはいっぱいあります」 シー・シェパードをめぐっては先月、メンバーの一人が日本の監視船「第二昭南丸」に侵入、身柄が拘束され、現在、日本に移送中。マリコ氏は「(拘束されたメンバーは)昭南丸の船長と顔を見ながら話したかったので、船に入るしかなかった。彼(拘束されたメンバー)は東京に行くであろうとわかっていたと思う。そうなってもいいと思っていた」と、侵入はやむを得ない行動だったとの主張を繰り返した。 一方、反捕鯨国・オーストラリアでは、捕鯨船、シー・シェパード双方に冷静な対応を求める声が上がっている。 抗議船は今月中旬、クロマグロ漁の妨害のため地中海に向けて出航する予定。
アニメ「キン肉マン」のロビンマスク役など、男性的な力強い声で人気を博した声優の郷里(ごうり)大輔さん(57)=本名・長堀芳夫=が、東京都中野区内の路上で腕から血を流し、死亡していたことが18日、分かった。近くに家族にあてた遺書と刃物が見つかっていることから、警視庁中野署は郷里さんが自殺を図ったとみている。 同署などによると、17日午後3時ごろ、同区本町の住宅街の路上で、郷里さんがうつぶせに倒れているのを通行人が発見し、同署に通報した。 所属事務所によると、郷里さんは「機動戦士ガンダム」のドズル・ザビ役などアニメの声優や、テレビ番組のナレーターを務めた。
第174通常国会が18日召集された。会期は6月16日までの150日間。民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐり、元秘書の石川知裕衆院議員らが逮捕されたことなどを受け、「政治とカネ」の問題が焦点となる。野党は、検察との全面対決を宣言した小沢氏を支持する鳩山由紀夫首相を徹底追及する構え。参院選を夏に控え、冒頭から与野党が激突する展開となるのは必至だ。 首相は日午前、首相公邸前で記者団に対し、「現下の経済状況を考えれば、国民の命を守る政治を何としても行いたい。(2009年度)第2次補正予算、来年度予算をできるだけ早く仕上げて、国民の命を守っている姿を連立政権としてしっかりと示す」と述べ、両予算案の早期成立に全力を挙げる考えを強調した。 一方、自民党の谷垣禎一総裁は両院議員総会で「首相と与党幹事長の周辺で次々と起訴、逮捕が起こるのは異様な事態だ。私自身も先頭に立ち、国民のために徹底的に戦う」と述べた。 参院は18日午前、衆院は同日昼にそれぞれ本会議を開き、議席を指定するほか、特別委員会の設置を議決。午後には天皇陛下をお迎えしての開会式に続いて、衆参両院本会議で菅直人財務相による財政演説が行われる。これに対する各党代表質問は衆院は19日、参院は20日に実施される見通し。
プロ野球の巨人、阪神で投手として活躍し、江川卓投手とのトレードで知られる現日本ハム投手コーチ、小林繁(こばやし・しげる)さんが17日、心不全のため福井市内の病院で死去した。57歳だった。葬儀は20日正午、福井市松本4の8の7の千福寺りんどうホール。喪主は妻静子(しずこ)さん。 関係者によると、小林さんは17日朝、同市内の自宅で「背中が痛い」と訴え、家族が背中をさすっているうちに容体が急変。救急車で同市内の病院に運ばれたが、午前11時に亡くなった。 小林さんは鳥取・由良育英高(現鳥取中央育英高)から社会人の全大丸を経て、72年にドラフト6位で巨人に入団。右横手投げの独特なフォームで活躍し、76年から2年連続で18勝をマークし、巨人のリーグ連覇に貢献。77年には沢村賞を獲得した。79年2月、「空白の一日」の騒動で、阪神といったん契約した江川卓投手との電撃的な交換トレードにより、阪神に移籍。そのシーズンは22勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得し、2度目の沢村賞を受けた。 83年に現役引退するまで、374試合に登板し通算139勝95敗17セーブ、防御率3.18。近鉄の投手コーチなどを務めた後、昨年日本ハムの2軍投手コーチに就任し、今季から1軍投手コーチに昇格していた。
引退セレモニーでチームメートや大勢のファンの温かい視線に見守られると、立浪の目は涙であふれた。セレモニーにはPL学園の先輩、桑田真澄氏、清原和博氏も駆けつけた。 「最高の野球人生を送れた。これで、心置きなくバットを置くことができる」 最後まで立浪らしかった。6番・一塁で今季初スタメン。レギュラーシーズン最後のナゴヤドームで絶妙のバットコントロールを披露した。鮮やかな3安打。第4打席では自身が持つ通算最多二塁打のプロ野球記録を487とし、通算安打は2480に伸ばして「最後の打席だと思ったので思い切っていった。塁上で“ツーベースに縁があったんだな”と思った」 PL学園からドラフト1位で入団。1メートル73、70キロの体格ながら抜群のセンスで1年目から周囲の期待に応えた。遊撃から二塁、外野、三塁。チーム事情でポジションを移り、06年からは代打の切り札として存在感を示した。1軍の座を守り通した自身の22年間を「大した選手じゃなかったけど、ただ1つ負けん気だけは常に持ってやってきた」と振り返る。グラウンド入りする時は、必ず帽子を取って深々と一礼。体調管理、道具の手入れに人一倍気を使い、野球ができることへの感謝を片時も忘れなかった。打席での驚異的な集中力を生み出すのは、ケタ違いの責任感の強さだった。 ナインの手で背番号と同じ3度宙に舞った立浪はCSで、なくてはならない代打の切り札となる。「きょうが終わったらCSモードに切り替える。最後までやるのがことしの目標」。22年に及んだプロ人生の最終章を、日本一で飾るつもりだ。
大阪府の橋下徹知事は24日、府内の市町村議会議員との懇談会に出席し、教師の服装や食育などについて意見交換した。市議からの「ジャージー、Tシャツ、ジーンズの先生がいる。地域からも先生の服装がなっていないというクレームがある」との訴えに橋下知事は、「何とかならないのか。教育の自由をはき違えている」と批判し、「公務員である以上、服装まで教育の自由なんてあり得ない。(ジーンズやジャージーは)禁じないといけない」と話した。
前原誠司国土交通相は17日の記者会見で、土日祝日の普通車以下を「上限千円」などとしている高速道路料金の割引について、「すぐにやめるつもりはない」と述べ、社会実験の一環として当面継続する考えを明らかにした。民主党が衆院選の公約に掲げた段階的な無料化に向け影響を見極める考えで、具体的な継続期間は明言しなかった。 同相は、無料化を「内閣が取り組むべき重要施策の一つとして、しっかりと進めていくことをお約束したい」と強調。ただ、二酸化炭素の発生増加や、公共交通機関の経営圧迫を懸念する意見があることを踏まえ、しばらくは実施中の割引を続け、「どういったプラス面、マイナス面があるか学び取りたい」としている。
① 一般利用車の地方への遠出の増加での地方経済の活性化 ② 一般道の渋滞緩和によるCO2排出の削減 ③ 流通コストダウンによって物価が下がる
小、中学校で学校の授業だけでは泳げない子が増えているという。以前のように臨海学校へ行く学校は少なくなり、「ゆとり教育」の中で授業時間数が限られ水泳の授業も減るなどさまざまな要因がありそう。泳げない先生の増加や無理に泳がせないといった指導の問題もあり、子供の運動能力に影を落とす。一方、幼児期から民間のスイミングスクールに通う子は増え、子供たちの水泳にも二極化傾向が強まっている。 都内の小学校で平泳ぎができない子の割合などを調べたところうまく泳げない子が増えたという。 またある中学校では1年生で3分の1近く、女子では半数が泳げなかった。 文部科学省によると、確かに平均すると水泳の授業は減ったという。「ゆとり教育」が批判された平成10年改定の学習指導要領で、小学校の体育の授業は例えば4年生で年間105時間だったのが90時間になった。水泳の授業も減り、夏休み中の水泳教室を除き、1学期終わりごろと2学期初めに行われる水泳は平均で12時間あったのが、10時間程度になったという。 一方、教師の指導にも課題があるようだ。小学校低学年ではまず水に対する恐怖心を取り除き、水に親しむため、水の掛け合いや水中鬼ごっこなど「遊び」から始め、4年生から息継ぎなどコンビネーションを含めた水泳の指導が本格化する。だが近年は「遊び」が重視されすぎ、無理に泳法を教えず、「泳げなければ泳がないでいい」など間違ったとらえ方をされているケースがあるという。 また泳げない教師の問題もある。教員採用では小学校教員に水泳の実技試験を行う教委が多いが、団塊の世代の大量退職による採用数増で受験者数が増え、実技試験を行う時間がとれず、自己申告だけで済ます教委もあるという。 一方でスイミングスクールの人気は高い。「ベネッセ教育研究開発センター」の調査では、塾や習い事で「通信教育」や「楽器」などとともに多く、幼稚園では2割、小中学生では1割がスイミングスクールに通っていた。 文科省では「水泳だけでなく子供たちの体育、運動能力向上は課題。家庭もまきこみ、地域のスポーツ団体などとの連携も工夫して取り組んでほしい」(教科調査官)という。
法制審議会が成人年齢を「18歳に引き下げるのが適当」としたことについて、若者の生活習慣や文化に詳しい識者の意見は、「自立が促される」「機運が高まっていない」と賛否が分かれた。当の若者たちの反応も「早く選挙に参加したい」「大人の自覚生まれる」「関心がない」とさまざまだ。 立教大教授で精神科医の香山リカさんは、成人年齢引き下げに賛成だ。「今の20歳が成熟しているかといえば決してそうでない。大学で学生を見ていると、20歳になっても学生であるために成年になったことを自覚しづらいようだ」と指摘した上で、「18歳に引き下げられると、高校を卒業すれば大人として扱われる、という分かりやすい線引きができ、本人の自立も促される」と語る。 一方、反貧困ネットワーク副代表でフリーターやニートなど若者の実態に詳しい作家の雨宮処凛(かりん)さんは「若者の間で、成人年齢を18歳まで引き下げてほしいという運動が高まっているわけではなく『上から目線』の議論。子供の結婚年齢など全世代にかかわる問題にもかかわらず、大人からも『引き下げて』という運動は広がっていない」と疑問を投げかける。「国民不在で議論が進んでおり、違和感がある。今後議論するにあたり、国民要望がどこにあるかをまず重視すべきだ」と述べた。 「夜回り先生」で知られる元高校教諭の水谷修さんは「今回は民法改正で成人年齢を引き下げようとしているが、民法だけにとどまらず『成人だから年金を18歳から払え』『払えないなら親が払え』という議論になる恐れが高く、絶対に反対だ」と批判する。さらに、少年法の対象年齢も20歳未満から18歳未満に引き下げようという議論につながりかねないと指摘。「親から見れば19歳まではまだ子供。今回の議論は拙速すぎる。もっと時間をかけてやるべきだ」と指摘する。