今更世襲規制？

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090417-00000616-san-pol

　政治家に必要なものは「地盤」「看板」「鞄」と言われていて、その３つを手っ取り早く手に入れられるのは政治家の子供・孫にあたる。有権者のほうも「○○先生のご子息」というだけで、安易に投票してしまうのも日本の政治の悪いところ。森健知事の件もそうですが有権者が立候補者をきちんと判断できなくなってしまっているのは今に始まった事ではない、そんな土台があって今の「政治家は家業」といわれるようになったのではないのでは…


　今回の自民党管選対副委員長の私見は一見するともっともな意見だが所詮選挙前のリップサービスとしか受け止められない。こんなみえみえのリップサービスで騙せると思われていることに国民は怒るべきなのではないでしょうか。

　安倍晋三・福田康夫前総理が投げ出しで辞任したのは事実だがそれを世襲の責任にしてしまうのには無理がある。世襲議員にだって有能な人はきっといるわけですし。具体的な名前は出てこないのですが…



　
　テレビでも報道されているとおり日本の政治はお金がかかるという前提で話がなされているのが問題なのは頷けるのだけど、本当に誰でも立候補できるようになってしまうのは本当に良いことなのでしょうか?支援してくれる人たちのために働ける人間がどれ程いるのでしょうか。
　政治家は聖職であり国民から尊敬されるべき立場であるはずである。残念ながらそういう現状にならないのは人間が欲に弱いからに他ならない、地位や権力や財力が人を変えてしまうのはよくある話である。だから、誰でもなれる職業であってはいけないと思う。人間性を量ることは難しい、統一した基準が存在しないもので規制するのは不可能に近いから。法律では誰にでも被選挙権はほぼ与えられているが条文に明記されないハードルという意味で政治にお金がかかるというのはそれ程悪いとは思えない。

　他人の事を真剣に考えられるにはまず自分に余裕を持っていないと出来ないと思う。精神的・経済的な余裕いずれも持っている人間が本当に他人の事を考えることの出来る人間なのであろう。残念ながら大多数の人間がそれに当てはまらないのも事実、私もその中の一人…

コメント 1

こんばんは、
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by じぃじぃ (2009-04-19 00:54)