森健知事公職選挙法違反？

　
　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000585-san-soci
　


　就任後早速出てきましたか…まぁ、東国原知事や橋下知事の時もそうでしたし、元タレントと言う事で風当たりが強いのも致し方ないわけで、そんな中で以下に手腕を発揮できるかが政治家として腕の見せ所です。


　今回出た一連の問題は

　①一時期５０％超の海外資本が入っていたドンキ・ホーテから森田知事の政治団体へ献金があった。

　→５０％を越えていた時期に受け取った４８０万円は道義上の観点から返還したとの事。ただ、５０％以上の海外資本を保有する、企業からの献金は政治資金規正法で禁止されているので明らかに違反していた。

　②自民党支部長の立場でありながら『完全無所属』と法定ビラに記したことが公職選挙法の虚偽事項の公表に当たるのではということ。

　→支部の解散手続きが遅れていただけで完全無所属と思っていると、苦しい言い訳をしているが、そもそも支部といっても東京の支部なので公職選挙法に触れるかどうかは微妙なところ。


　報道されているように今回の件で告発するのは難しいのではないかというのは一般的なのでは…

　有名人が知事や議員に立候補・当選が多発している現状、それに便乗している政党に問題があるわけであって被選挙権は平等に与えられてしかるべきである。なので森田氏が立候補したこと自体を否定することはできない。

　本当に問題なのは国民が普段から政治に対して関心を示さない事なんでしょう。だから、知名度のある有名人に票が集まる。森田知事の事もそれ程詳しくない私でも自民党と関わりがあるくらいは知ってました、むしろ前回の知事選落選から雪辱を期すために地道に足場固めをしていたのを知りませんでした。その一方で自民党の支部長を続けていたのは残念ですが。

　知事が支部長を務めていた自民党支部から１５００万円の献金が森田氏の政治団体へ流れていて、それが今回の知事選にもし使用されていたら…