SSブログ

セブンイレブンに排除命令①

 今回取り上げる記事も少し長くなるので明日と2回に分けて書いていこうと思います。

 セブンイレブンに排除措置命令=弁当見切り販売で制限-独禁法違反と認定・公取委(時事通信)

 スーパーの惣菜や弁当の見切り販売が常識になっている昨今、コンビニでも同じ流れを作ろうとでも言うのでしょうか?消費者の感覚ではスーパーの惣菜もコンビニの弁当も変わらないといってしまえばそれまでですが、今回の記事だと見切り販売をしたフランチャイズオーナーを保護する結論になりましたが、個人的な意見ですがフランチャイズオーナーにも多大な非はあるように感じられます。

 大手のスーパーの惣菜に関しては扱っている惣菜によって違いはありますので一概にひと括りにする事は出来ません。
 例えば、コロッケやサラダなどは工場で一括して生産して、それを各店舗に納入してサラダなどはパックに梱包してコロッケなどの揚げ物は店舗で揚げてから店頭に並んでいるのが殆どだそうです。大手スーパー内に出店している店舗の殆ども同じ手法をとっています。
 中小のスーパー場合でも業務用の原材料を購入して最終的な調理を店舗で行い店頭に並ぶのが普通だそうです。

 映画『県庁の星』では県庁のキャリアが地元スーパーに出向してそのスーパーの改革を行い、スーパーの建て直しをしましたが、劇中ではスーパーの惣菜や弁当の製造を全て店舗で行っていましたが、現在の効率化の流れではそんなことを実際に行っている方が珍しいのではないでしょうか?実際に全て行うとなるとおそらく調理責任者(調理師)を置かなくてはならない筈で…映画を見ながら「誰が責任者だよと」そんな突込みを自分の中でしていた記憶があります。


 刺身などの生鮮加工品は実際に店舗で納入された生鮮品を加工して店舗に並んでいるので多くのスーパーは夕方のピーク時間の後半くらいから価格を下げてその日のうちに売りつくしているわけです。

 昔から言われている都市伝説のような話で消費(賞味)期限の切れた生鮮品を惣菜として加工し店頭に並んでいる、売れ残ったそ惣菜は弁当のおかずとして店頭に並ぶという話があります。『県庁の星』でも同様の事はしていましたが、惣菜が弁当のおかずになるくらいは中小のスーパーだったらもしかしたらあるのかもしれませんが生鮮品を惣菜に加工するというのは効率化の観点からしてみれば捨てた方がずっとよいので単なる都市伝説でしょう。








 

  コンビニ弁当、惣菜(店舗で調理しているものもありますが)に関しては工場で製造と梱包まで行っていて店舗で行っているのは納入されたものを棚に陳列しているだけなので、それをスーパーの惣菜や弁当と同様に考えるのは個人的には少し違和感を覚えます。
 コンビニにおいて言えば弁当・惣菜もお菓子やジュース同様の製品として扱うべきであり、期限が短い商品だから廃棄によるロスを考えたら価格を下げてロスを抑えるのはフランチャイズオーナーの立場で考えると悪いことではないのですが、個人の努力というよりブランドイメージで大部分の経営を支えられているコンビニにおいて言えば本部の意向(弁当の見切り販売をいない)を守るのも当然なのではないでしょうか?


続きは明日また書きます。
nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 10

コメント 2

じぃじぃ

こんばんは、
いつも来訪ありがとうございます。(^▽^)/
難しい話ですね。
非があるとすれば、契約したことですね。
コンビニエンスストアが儲かると思ったことも・・・
いずれにしても、うまい話はないということは確かです。
私の家のほうではガンガンできて、ガンガンつぶれてます。
何でこんなに儲からない所に作るのかオーナーに聞いてみたくなります。
クジを引かせてもらいます。

by じぃじぃ (2009-06-24 01:43) 

こぱんだつま

む、難しいです・・・。
by こぱんだつま (2009-06-24 20:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。