今回の総選挙の意味を考える… [政治(中央)]
衆院選、一票の価値は「車1台分」(東京新聞)
日本で真の意味で二大政党制が実現したとして、日本がどう変化するのであろう。イギリスやアメリカなどは各政党の支持母体が違うことから政権によって政策に微妙な変化が出てくる、日本の場合は…両党にいい顔をしている団体が多い現状から考えると民主党政権が実現しても急激な変化を求める方が酷なのでは、おそらくマニフェストの目玉の多くは実現されないのであろう。それでも政権をとりあえず変えて二大政党制の地盤を築くという意味で民主党が今回政権を取るのは必要なのだと感じる。
自民、民主いずれにも言えるのですがどうも寄り合い所帯の感が拭えないのも長らく続く政治不信を改善できない要因であろう、どうせなら大規模な政界再編なんてして欲しいとも思う。
前回の衆院選の投票率の世代差60代の投票率83.08%に対し20代は46.20%、20代は60代の半分程度に留まっています。前回は郵政解散で注目度が高かった選挙の結果でこの世代差が発生していて、かつあれだけの自民の圧勝劇…いかに日本は無党派層が占めているかを改めて思い知らされました。そういう自分も無党派なのですが…
このままだと将来は民主主義が無くなってしまうのではないかという不安すら感じてしまいます。民主主義が喪失した場合…中国や北朝鮮のように一党独裁制になってしまうのでしょうか?あれらの国をみる限りとても明るい将来なんて想像つかない…若年層が政治に関心を持てるようにしっかりとした政策を打ち出し実現させる、そういう意味でも今回の衆院選は大きな転機になるのではないでしょうか 。投票率が低い方がよいなどと言っている自分たちの保身しか考えていない自民党の幹部の方にはさっさとご退場願いたいと個人的には考えてます。
このCM…作り方がうまいなと感じながらも、とても3分の2を占めている第一党がこんな民主の批判でしか対抗できない自民党の惨状がいかに厳しいかを如実に物語ってます。
政治に無関心な人間にならアピールできるけど、国民をバカにしているとも取られかねない諸刃の剣(既に錆び切っている?)皆さんはどう受け止めるのでしょうか
一票には、いくらの価値があるか。いろいろな計算方法があるだろう。 その中で、慶応大の曽根泰教教授は「ハイブリッド車1台分ぐらいの価値」という。 衆院選では勝った方のマニフェストが実現に向かう。マニフェストは「税金の使い道リスト」。リストに沿って税金が使われる。 1年の日本の予算を約80兆円とする。衆院任期4年分で320兆円。これを有権者1億人で割ると1人当たり320万円が「一票の値段」という計算になる。 3年か4年に一度、約300万円の買い物というと、確かに自動車を買い替えるかどうかのときの決断に近い。パンフレットを見比べ「A社の車か、B社か」と悩むのと同じぐらいの熟慮が有権者には必要だ。 政党側には、有権者以上の努力が求められるのは言うまでもない。 2003年、衆院選にマニフェストが導入されたころ、永田町、特に自民党で「マニフェスト」を口にすると、ただの目立ちたがり屋と受け止められた。今は違う。解散を前にした20日夜、麻生太郎首相は自民党本部に細田博之幹事長らを集め「国民が納得するマニフェストをつくる。野党との差別化が必要だ」と指示。民主党も党を挙げての策定作業が最終局面に入っている。マニフェストは「標準装備」になった。 それは歓迎すべきことだが、一方でマニフェストを選挙に勝つ道具として考える空気が出てきた。他党に政策をつまみ食いされないために発表を遅らせる考え。党のマニフェストとは別に独自のものをつくろうという動き…。これらは、戦術優先で、有権者に選択肢を示そうという思いが欠けている。 03年、民主党が初のマニフェストをつくった時、発表の会見時間が遅れた。治安対策の表現でもめたのだ。ある議員は「検挙率を上げる」と書くよう主張し、別の議員は「検挙率は結果であって、政党は約束できない」と反論した。今思うとこっけいともいえる議論だが、現在進行中のマニフェストづくりでは見つけにくい真剣さがあった。 政党は税金の使い道を、まじめに分かりやすく書いたマニフェストをつくり、有権者は自動車を買うぐらいの重みを感じてマニフェストを吟味し、投票に行く。政権選択の選挙だからこそ、最低限求められていることだ。
日本で真の意味で二大政党制が実現したとして、日本がどう変化するのであろう。イギリスやアメリカなどは各政党の支持母体が違うことから政権によって政策に微妙な変化が出てくる、日本の場合は…両党にいい顔をしている団体が多い現状から考えると民主党政権が実現しても急激な変化を求める方が酷なのでは、おそらくマニフェストの目玉の多くは実現されないのであろう。それでも政権をとりあえず変えて二大政党制の地盤を築くという意味で民主党が今回政権を取るのは必要なのだと感じる。
自民、民主いずれにも言えるのですがどうも寄り合い所帯の感が拭えないのも長らく続く政治不信を改善できない要因であろう、どうせなら大規模な政界再編なんてして欲しいとも思う。
前回の衆院選の投票率の世代差60代の投票率83.08%に対し20代は46.20%、20代は60代の半分程度に留まっています。前回は郵政解散で注目度が高かった選挙の結果でこの世代差が発生していて、かつあれだけの自民の圧勝劇…いかに日本は無党派層が占めているかを改めて思い知らされました。そういう自分も無党派なのですが…
このままだと将来は民主主義が無くなってしまうのではないかという不安すら感じてしまいます。民主主義が喪失した場合…中国や北朝鮮のように一党独裁制になってしまうのでしょうか?あれらの国をみる限りとても明るい将来なんて想像つかない…若年層が政治に関心を持てるようにしっかりとした政策を打ち出し実現させる、そういう意味でも今回の衆院選は大きな転機になるのではないでしょうか 。投票率が低い方がよいなどと言っている自分たちの保身しか考えていない自民党の幹部の方にはさっさとご退場願いたいと個人的には考えてます。
このCM…作り方がうまいなと感じながらも、とても3分の2を占めている第一党がこんな民主の批判でしか対抗できない自民党の惨状がいかに厳しいかを如実に物語ってます。
政治に無関心な人間にならアピールできるけど、国民をバカにしているとも取られかねない諸刃の剣(既に錆び切っている?)皆さんはどう受け止めるのでしょうか
議員を選ぶことの重みを感じながら、選挙に行きたいと思います。
by ホタルの館 (2009-07-25 14:30)