兵士に殺される動物たち [海外ニュース]
コンゴ民主共和国(旧ザイール)の内乱は民族間の対立・豊富な地下鉱物資源の利権も絡み、解決の道が見えないでいる。
中部アフリカ諸国には民族間対立による内紛が多く地下鉱物資源が豊富な地域であるにも拘らず経済発展の妨げになっている。
世界遺産のヴィルンガ国立公園は1979年に世界遺産に登録されたが1990-1994年のルワンダ内戦の際に大量の難民が流入環境が悪化し、カバやゴリラが混乱の犠牲となり、1994年に危機遺産登録された経緯を持つ。また、2003年にはエボラ出血熱の流行がゴリラにも感染し全体個数の3分の2が死亡したと発表された。
そして、昨年からの内紛の激化で公園内での戦闘に動物が犠牲になって
NHKの番組でたぶん京大の霊長類の研究をされている方が、何十年かぶりで、たぶん最後になるであろう訪問をされていた国がコンゴだったような。
内戦の為に限られた地域、移動の制限等あって本来、若いゴリラは群れから出て行くのに出て行かずに、ほかのグループとの争いの際戦力になっていました。自分の事で手一杯。内乱をしているところで動物の事まで考慮できるはずもないけれど、人間の身勝手さで振り回される動物に発言できる事ができたら・・。
シルバーバックの方がよっぽど賢いかもしれません。
by caco (2009-06-26 03:51)